ここで毒抜きさせて、

残酷な思いを吐き出す場所

生涯独身をイメージして怖くて仕方がないから皆、婚活に必死になる。

 

 

1度も結婚せず、未婚で人生を終える人の割合。

男が23.4%、女が14.1%。

 

男は4人に1人が生涯未婚。

女は7人に1人が生涯未婚。

 

うーん。

 

 

私の周りの人達で、未婚の人はたくさんいるけど、

販売部の次長が45ぐらいで独身だなー、とか、

〇〇店の〇〇さん、50歳ぐらいで独身だなー、とか、

それぐらい。

 

60歳、70歳、今の時代だと私達は100歳まで生きるとか言われているけど、

 

その年齢で独身の人を見かけない。

 

でも、沢山いるってことなんだろう。

 

人って、歳を取れば取る程、外見が汚くミスボラしくなっていく。若作りをして若く見えても、本物の若さとは別物、性質の違うもの。

 

若さを失ってもミスボラしく見られないように、

自分が惨めな気持ちにならないように、歳の取り甲斐のあった結果を創らなければならない。

 

例えば

 

仕事で出世して、部下を持ち、金を稼ぐ。

 

子供を産み育てる。

 

 

でもこれって、大変なことだ。

 

誰もが出世できる訳じゃないし、出世するのって能力とか人格とかと関係ないところにあったりするし。

 

子供を産み育てるのが「普通」である時代ではない。

 

 

ミスボラしく見られず、惨めな気持ちにもならない確実は方法は、

 

結婚すること。

 

結婚してるってだけで世間の見方は変わる。

 

 

老人が1人で公園のベンチに座っている。

 

 

老夫婦が公園のベンチに座っている。

 

 

全然、見え方が違う。

 

 

 

昔あったことなんだけど、

 

私は趣味の道具を扱う小売店の仕事をしている。

 

常連の客がいて、45歳ぐらいで、いつも汚い作業着で、ハゲてて、臭くて、話してても頭悪そうだった。

 

ある日、もうこの趣味を続けられないから、道具も全部売った、もうこの店には来ないと思う。

 

そう言われて理由を聞いたら、

 

「息子が大学に行くから、嫁に全部売ってこいって言われた。」

 

と、答えた。

 

 

私のその客を見る目が変わった。

 

結婚してたんだ、子供いたんだ。

 

作業着が汚いのも、ハゲてるのも、臭いのも、頭悪くても必死に働いてるのも、

 

 

家族の為だったんだ。

 

汚れ甲斐のある、

ハゲ甲斐のある、

臭くなり甲斐のある、

 

人生を。

 

 

 

急にその客が、まともな人間に見えるようになった。

 

 

 

もし、独身のまま、歳を取っていったら、

誰と過ごす?

親は死ぬ。

友達しかいない、

友達は皆、家族を持ち、居場所を確立させていく。

それでも、独身の友達と、過ごす。

しかし、寝起きするのは1人、

老人が、1人暮らし、独身の老人同士が一緒にいる。

 

これは、、怖くて仕方がない。

 

 

 

 

生涯独身でも、寂しくないし、

周りの目など気にしない、

惨めな気持ちにもならない、

1人で生活できなくなれば死ぬ、

または、施設を予約しておいて、そこに入ればいい。

そういう人は生涯独身でも良いんだな。

 

 

 

男と女、ほぼ同数いるのに、

なんでだろう。

生物学的には、女が多い方が繁殖はしやすいよな。

神様が、人が寂しい思いをしないように配慮したのかな。